茅部神社
各所に降ろされた高天原(たかまがはら)伝説、その一つとなるのが蒜山郷原地区です。
諸説ありますが広く一帯が神代に栄えた地域だったらしく、出雲街道へつながる山間に神事にまつわる地名を残しています。出雲から見て標高の高いこの地が神の住まう場所高天原に見立てられたのかもしれません。
系統は熊野神社で中世に天磐座(あまのいわくら)の称号を許されています。神々の座す固い岩を意味します。この神社があがめる遺構は山中にある天の岩戸と呼ばれる大岩で山道を上った所に鎮座しています。近世にこの山中より切り出した岩で作られた大鳥居が境内入口に象徴として据えられています。主神は天照大神(あまてらすおおみかみ)。
茅部神社へ向かう交差点の標識。入口手前より桜並木の道路の中にあります。
神社へ続く参道は真庭市有数の桜の名所とされています。
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