がいせん桜について説明されています。
がいせん桜並木
明治三十八年(一九〇五年)十二月の村会(村議会)
で、戦勝の永き記憶、地方風致を保ち、衛生
上も利するとして、桜の植樹が議決された。
御幸橋より町尻まで、二〇〇間(三六〇メートル)
の長さ、三間(五.四メートル)間隔に、一三七本の
桜が植えられ、がいせん桜とよんで、みんな
で守ってきているのです。
がいせん桜並木は、春らんまんと花が咲
き、夏の緑に秋の紅葉、冬は雪の花 となり、
四季折々に風情を変えて、旧出雲街道新庄宿
の町並みを、美しく引き立てているのです。
古い宿場町に桜が植樹され、冬はむしろが巻かれます。
日露戦争の戦勝記念に植えられた物です。
観光の歴史としては生々しさがあります。