醍醐桜
山高い里の見晴らしに立つ大木の桜です。
ソメイヨシノなどの品種が現れる以前の山桜なので花は大きくありませんが、開花すると小さな花が縦横高低の枝張りにあます所なく埋め尽くし、里山の険に見事な春色が映えます。この景色が壮大で多くの人が見物に訪れます。
樹齢は定かでない事から1000年と雑把に言われます。言い伝えによれば鎌倉時代、倒幕を果たせず隠岐の島への流刑を受けた後醍醐天皇が向かう道中にあったため、途中に立ち寄り見物、賞玩したと言われます。
大河ドラマ武蔵のロケ地となりました。
夏の樹姿
樹姿
夏は葉が茂り、生命力に溢れた姿となります。
醍醐桜
醍醐桜
県下一の桜の巨木です。
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